フットボール選手のジョン(ランドルフ・スコット)とバンドマンのハック(フレッド・アステア)はパリにやってくるが、ジョンの叔母が病で亡くなり衣裳店を継ぐことになる。ジョンは仕事のパートナーのステファニー(アイリーン・ダン)と惹かれ合い、ハックは同郷のリジー(ジンジャー・ロジャース)とダンスでコンビを組むことに。
アイリーン・ダンとランドルフ・スコットのもどかしい恋愛を中心に、アステア&ロジャースは、ダンスでそのロマンスを盛り立てるという珍しい構成だ。
確かに、「シマロン」「邂逅」のアイリーン・ダンはエレガントで、“Smoke Gets In Your Eyes” は超名曲なんだけど、やっぱり名コンビのダンスの方に目が行ってしまった。
中盤、客のいないフロアで2人が躍る場面、そしてラストのダンスは最高!
優雅さと激しさを兼ね備えたパフォーマンスは圧巻で、2人がタップで会話して喧嘩する場面なんか素晴らしすぎてリピートしまくった。
逆に盛り上がったのはそこだけとも言えるけど。笑