いしい

戦場のメリークリスマスのいしいのレビュー・感想・評価

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)
3.3
男は黙って〇〇って言葉は日本でしかない言葉だろうな〜w

舞台は第二次世界大戦中の日本軍捕虜収容所。日本軍と捕虜の話。
時代背景はバチバチの戦時中ということもあり、当時の日本人の考え方や価値観が少し理解できてないと全然わからないかもしれない😵‍💫

自決という言葉が多くあったけど日本の考え方的には、恥ということは死に値しており、イギリス人の捕虜兵たちはそれが理解できなかった。
また、ヨノイはセリアズに惹かれていたのは一目瞭然だったけど、好意がわかるような言葉は全く発してない。他の日本軍も言葉ではなく行動や怒りで感情を示してるのに対し、セリアズ含めたロレンスたちは言葉で感情や自分の気持ちを表現をする。
そんな真逆な者同士が過ごしていく中で互いが理解し心を通わせるシーンは純粋すぎた👏😳😳

ヨノイは立場もあるし文化もあるし、認めたくない気持ちもあるだろうし、すごく自分に対して苦しんでいたんだと思うけど最後ようやくセリアズに救われたのかなと思う🐛
ハラさんも酔っ払って2人を釈放したけどそうやって酒で誤魔化さないと恥ずかしくて救えなかったのかなw
メリークリスマスという言葉はハラさんにとって精一杯の、ごめん!とか、ありがとう!だったのかもしれない🍿
人の気持ちをすごく繊細に描いてるんだけど、その些細な気持ちまで汲み取るのにちょっと難しい作品だと思った!

恥に耐えるのであれば自決する。と言った日本の大和魂的なところは海外から見てもかなり異色だったかと思う😶‍🌫️
それにしてもデヴィッド・ボウイが泥まみれであろうが怪我だらけであろうがめちゃくちゃカッコよくて、ヨノイもそりゃ、∑(°∀°)コレハァ!!って思っちゃうよね〜🤣🤣
いしい

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