きょ

少女ムシェットのきょのレビュー・感想・評価

少女ムシェット(1967年製作の映画)
3.7
ブレッソンは眠いというレビューをたくさん見たけど、本当にうつらうつらしてしまった。
けれど段々と話が進むにつれ眠気もなくなり、ムシェットの力強い眼差しと佇まいに惹かれるようになった。
レイプされた後、赤子の布おむつで涙を拭うシーンや、情けでポケットに入れられたパンを放り投げるシーン、母親のワンピースを池に落ちるシーンはハッとさせられる美しさがあり、彼女の性格をよく表しているなぁと思った。歌声もすごく綺麗だったな。
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