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しのび逢いのbrianのレビュー・感想・評価

しのび逢い(1954年製作の映画)
4.0
女性を口説くことに生きがいを感じるリポア(ジェラール・フィリップ)の姿を描いたシニカルなラブコメディ。 

知的でハンサムで陽気なプレイボーイ丸出しの主人公を客観的に観ていた。感情移入しないまま映画は終わった。世の中そんなに甘くはない。ざまあみろ(笑)

初GP。演劇畑を歩んだだけあって身体を使った無駄のない動きで表現力が素晴らしかった。コメディタッチの作品に相応しい演技が笑いを誘う。あくまでも二枚目気取りなのがいやらしい(笑)
相手役の女優さんたちはモノクロだけど肌の白さが伝わってきて美しい。
中型犬と小型犬は重要なシーンに登場して愛嬌を振りまくのが可愛い🐶

舞台は50年代のロンドン。通勤時間帯なのか街には若者の姿はなく紳士と淑女が目立っている。二階建てバスや地下鉄も映ってライフラインが充実しているのはわかった🚇

監督は「禁じられた遊び」「太陽がいっぱい」「パリは燃えているか」など様々なジャンルの作品を手がけた巨匠、ルネ・クレマン。

Monsieur Ripois(1954)☔️
https://youtu.be/unCfgYkP0S0
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