グリーンツー

真夏の夜の夢 さんかく山のマジルーのグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作はシェイクスピア。つまり舞台劇。それを沖縄風にアレンジした映画。

やっぱり「名作」に時の流れは関係ないんだな~と思った。その時の流行とは無関係に面白い。でもこれは、人間の本質が変わってないということの証明なのかもね。あと「恋愛」や「友情」を始めとした「人間関係」について上手くやっていく秘訣は、「(周囲や相手に)合わせる」ことだという人がよくいる。僕の職場もそういう人が多い。でも実際はそうではないと思うし、この映画のメッセージもそうだと思う。人間関係で大事なのは「お互いを尊重すること」、言い換えると「自分の価値観を相手に押しつけないこと」。そして「何がその人にとってベストなのか」を考えて発言、行動をすること。と言った感じかな。「愛する」よりも「愛される」ことに価値があると思いがち(実は僕がそう)な今だからこそ、観る価値がある映画かなと思う。

あと柴本幸は両親が有名な俳優だし、きれいな人だね。顔は母親というより叔母さん(彼女も女優)に似てると思う。