邊見猛

復活の日の邊見猛のネタバレレビュー・内容・結末

復活の日(1980年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 みどころ1⃣︰新型コロナウイルスのパンデミックを❝50年以上も前に❞,❶先々を見据えた小説があった&❷先々を読んだ小説があった&❸予見可能した,小説があった&❹予測可能した,小説があった&❺先見の識と先見の明があった❢❢。原作者である,小松左亰の『復活の日』【代表作︰Netflixのアニメ版・日本沈没2020&実写版・日本沈没】❢❢。他人を死に至らしめる未知の領域である新型ウイルスが世界中に蔓延りはじめて&蔓延して,人類が滅亡の危機に立たされるとかもしれないと謂われる,科学的な知識に裏打ちされたSF作品❢❢。小松左亰【1931年(昭和6年)〜2011年(平成23年)】は,なぜここまでリアルに起こり得る危機そのものを,予見する事が出來たのか&予測する事が出來たのか??。そして,現実世界がその小説世界を後から追い掛けた瞬間に&後追いした瞬間に,小松左亰はどのように想っていたのか??。小説家である原点となった第二次世界大戰の&WW2の❶戰争を実際に体驗した&❷戰争を実踐した,完膚なきまでに絶望の淵へとたたき落とされた極限狀態における,その未來への希望を解き明かしていく❢❢。
 みどころ2⃣︰新型コロナウイルスのパンデミックによって,日本や世界はどのような変革が迫られるのか??。進行する危機と向き合いながら&危機と対峙しながら未來を展望していくシリーズ『感染爆発 激動の世界』❢❢。日本の新型コロナウイルスの第1波への対応を100人以上の当事者への取材から檢証していく❢❢。今現在から10年以上前にまとめられた,新型インフルヱンザの流行後の緊急事態を活かして來なかった&緊急提言を活かして來なかった日本は,未知の領域である新型コロナウイルスを目前にして,ギリギリの瀬戸際まで追い詰められる❢❢。医療機関の危機・医療崩壞の危機,PCR檢査の限界そのものである❝チェック・メイト❞,政治と科学の境界であるボーダーライン❢❢。日本は果たして,新型コロナウイルスの❝再流行❞を無事に乘り越えることが出來るのか??。
 みどころ3⃣︰東亰都・立川市にある『国文学・硏究・資料舘』には,江戸時代の庶民たちがどのようにして感染症の恐怖と戰いて鬪ってきたかの記録が数多く殘されている❢❢。❝麻疹︰13回,虎狼痢菌︰3回❞の流行を経驗した江戸時代❢❢。当時の狀況は吃驚仰天するほどに今現在の21世紀における『新型コロナウイルス』と非常によく似ている❢❢。そんな古文書の数々を,国文学・硏究・資料舘・舘長の,ロバート・キャンベルさんのナビゲートで紹介いたします❢❢。医学史硏究の第一人者である鈴木則子さんや,精神科医である齋籘環さんらとともに,❶『長い期間にわたる,自粛生活を乘り切るヒント』❷『病の恐怖に立ち向かうヒント』その術を探る❢❢。
 みどころ4⃣︰21︰00〜22︰00にかけて,令和2年9月1日【火】において,NHK−BSP『アナザー・ストーリーズ 運命の分岐点』において,放送いたします❢❢。どうぞ,お樂しみに❢❢。
邊見猛

邊見猛