マツモトタクシー

首都消失のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

首都消失(1987年製作の映画)
3.5
小松左京原作
「二百三高地」「社葬」など沢山の作品を撮っている舛田利雄監督作品


暑い夏のある日
TVリポーターの小出まり子(名取裕子)は離婚して引き取った娘を東京の実家に預けて大阪で仕事を終え新幹線で帰途していた

名古屋から同じ新幹線に北斗電機の技術開発部長、朝倉達也(渡瀬恒彦)も出張を終え家に帰ろうと乗車した

しかし東京、神奈川全般の広い地域が厚い雲や霧に覆われ煙の幕が出来て侵入出来ず途中で停車してしまう
東京とは電話を始め全ての通信の手段が遮断されてしまっていた

偶然乗り合わせていた高校の友人で現在は陸上自衛隊の佐久間英司(夏八木勲)と再会の挨拶を交わし用意している車に同乗さしてもらうことになった
話を聞いていた小出まり子も郵政大臣秘書の三好好一郎(石橋蓮司)も同乗し新幹線からは降りて車で移動することとなる


東京近郊を覆っている雲☁️をマスコミは物体O(オー)と名付けた
朝倉の会社、北斗電機でも顧問の大田原教授(大滝秀治)を中心に物体Oの研究と解明が始まっていた。。







以下ネタバレ



突然、首都圏が霧や雲に覆われ中には入れず200万人の動向も一切解らなくなるパニック作品

「日本沈没」の作者でもある小松左京原作とは後半の内容は違うようです
洋画もパニック映画が流行っていたけどこの作品が出来た頃はもうかなり下火になっていた記憶
良くも悪くも少し古い昭和の最後の時代を感じさせる大作



各宗教別に祈ったり一世風靡セピア?のメンバーの方のバンド演奏など今観ると突っ込み処も満載だけど丹波哲郎さんは流石の貫禄
絵になるなぁ😁

山下真司さんはいつもの熱い感じの演技😆
カメラマンはおさむちゃんで~す❗😁

最後まで中の様子が一切解らず逆に想像力を書き立てられました😃











3日間だけ仕事でした🚕💨
また5日間休みで6月から仕切り直し
でも京都も延長になると休みになるかもです


久々に街を走ると所々でテナント募集の
看板や物件が。。💦
それから一回は接種したよという高齢者の方も多く少しずつ進んではいるんだなという印象


後はハイヤー課の方が運転するタクシーに自殺願望者が急に道路に飛び込んできた映像見ました。。
役員の話では自殺者がかなり急増しているらしく注意してくれとのこと。。
注意しているけどもなぁ。。
飛び込まれると正直防ぐのはかなり難しい。。


ハイヤー課の方の映像はフロントガラスが割れ転がる自殺者
奇跡的に軽症で後の警察の調書でも自殺願望が有ったと証明されたので良かったがもし亡くなっていたらハイヤーの方も責任を問われるしトラウマになるだろう。。

役員の部下の方も20年位前にいきなり飛び込まれて轢きその時はその方が亡くなったらしい
しかし交差点で靴を揃えてから脱いで飛び込んでいたので自殺と認定されたとか。。
もし揃えていなかったら。。

ホラー映画よりも怖いです💦