ニクガタナ

ゴジラVSデストロイアのニクガタナのレビュー・感想・評価

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)
3.4
平成ガメラ1作目と同じ95年公開の正月映画にして平成VSシリーズ最終作。元旦に観るような作品じゃないとは思ったが、うーん、分かったような化学用語多用して展開する適当な筋と脚本でごちゃごちゃした印象。熱いゴジラがいきなり香港で意味なくひと暴れ。東宝の若い超能力女子二人が似てるのは「モスラ」の小美人双子オマージュ?そしてワンダバ風に登場する自衛隊の秘密兵器スーパーX3のデザインが相変わらずもっさい。そいつで高嶋兄がメルトダウン寸前のゴジラに超クールに冷凍弾打ち込む。敵怪獣デストロイアがわかりやすく超悪役面。ゴテゴテしたデザインで愛せないし、オキシジェン・デストロイア由来は分かったがその能力をどうやって獲得したのか謎。合体、巨大化前はガメラ2のレギオン群体×メガヌロンっぽい。せっかく作った臨海副都心のセットがよくできてるからか、飛んで出張った羽田からわざわざ地元に帰って最終決戦に臨むデストロイアが貧乏くさい。終い方は好き。割と楽しめた。
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