ハレルヤ

緑園の天使のハレルヤのレビュー・感想・評価

緑園の天使(1945年製作の映画)
3.6
1920年のイギリス。ベルベットは馬が好きな12歳の少女。ある日暴れ馬を手に入れてパイと名付け、元騎手だった青年マイの指導で障害物レースに挑む姿を描いたドラマ。

当時12歳だったエリザベス・テイラーが主演。後にもヒット作に数多く出演して映画史に名を残す名女優になる彼女の初々しい姿が見れます。この時から後の活躍は確信出来るほどの繊細な演技に美しさがありましたね。

ベルベットと馬のパイの絆と競争への挑戦が軸にありながら、元々流れ者で過酷な人生を送ってきたマイの成長の物語でもあります。

ベルベットの一家との出会いをキッカケに、元々盗みをするつもりだったのが、ベルベットや彼女のお母さんとの触れ合いから考えを改めて新しい道へと歩んでいく様子も注目ポイント。

美しさが際立つラストシーンも名場面。正直2時間そこそこはちょっと長めに感じましたが、良いところはいくつも伺えたクラシック良作でした。
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