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火の雨がふるのmorimori1222のレビュー・感想・評価

火の雨がふる(1988年製作の映画)
2.8
戦争中の博多を襲った空襲と、街に住む人々を描いた映画です。
よくある戦争映画ですが、火垂るの墓よりも、その当時の空襲がどんなものだったがリアルでよく分かります。「火が落ちてきても逃げればいいのに」と思っていましたが、火の燃え広がり方、川の中で暴れる爆弾、防空壕にも火は入るし、絶対安全なんてないんだ…と、自分の認識の甘さを痛感しました。
ただ、空爆中のBGMが少しポップ過ぎるような…(笑)なにかすごく楽しいことが起こっているかのようなBGMだったので、すこし臨場感に掛けたというか…子供が鑑賞することを考えて造られているからかな?
東京から疎開してきた女の子の人柄にも惹き付けられます。
戦争はよくないなーなんて、小並な感想しか言えませんが、見て損は無いと思います。