祖父が亡くなった時納棺師さんを前にして、祖父母の家のテレビの下におくりびとのDVDが置いてあったことを思い出した。幼かったから「死」を題材にした映画を進んで観なかったが、身近な人の死を経験し、生きている限り切っても切り離せない存在だと実感し今回観ようと思った。
映画を観て、家族の大切さや命の尊さ命の有難みを改めて感じた。
俳優陣は山崎努と笹野高史の存在感が良かった。奥さんの対応に納得がいかなかったが、ネガティブなイメージを持っている人からしたらしょうがないのかと思ったり。ふぐの白子やチキンを食べるシーンは、生き物が生き物を食べ、人は食べ物がないと生きていけない というメッセージが込められていると思った。
山形の風景と久石譲の音楽がとても染みた。
