ぶみ

ファイナル・デッドコースターのぶみのレビュー・感想・評価

3.5
乗ってみる?

ジェームズ・ウォン監督、メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演によるスリラーで、『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第三弾。
前作の高速道路での事故から五年後、予知夢によりジェットコースターでの事故を回避した若者等に忍び寄る死の恐怖を描く。
前作までは鑑賞済み。
前作からの続編とは言うものの、直接的な繋がりはないので、本作品から観ても何等問題なし。
ただ、やっていることは、前作までと変わらず、冒頭の舞台を高速道路からジェットコースターに変えただけで、その後の展開は、もはや本シリーズのお約束と言えるもので、あの手この手で死が迫り来る展開はマンネリながら、やはり面白い。
前作が、『Final Destination 2』という原題に対し、『デッドコースター』というサブタイトルがついたが、本作品の方が、まさにデッドコースターに相応しい内容であることから、シリーズ何作目か、わかりにくくなってしまっているのは残念なところ。
この内容ならば、幾らでも続編が描けることを示唆してきており、観る側も、それを楽しみにできる一作。

ここから終わりが始まる。
ぶみ

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