このレビューはネタバレを含みます
少年があまりにも人の言うことを聞かなさすぎてイライラした。
美容師の女性が何故あそこまで少年を保護しようとするのかも全くわからなかった。
確かに可哀想な子どもだとは思うけど、例え悪い男にたぶらかされたとは言え人を殴って金を盗んだり、恩人である女性に怪我をさせたりするのはちょっとやり過ぎで、なのにそれを誰も咎めないのは逆にあの少年にとっていいこととは思えない。
可哀想な子だからとまわりが腫れ物に触るように気を遣い過ぎると、何か悪いことをしても許されると勘違いしながら成長しそうで怖いし、やがて人のその善意を利用するような人間にならないとも限らない。
最後襲撃された息子にしてやられたのはあの子にとってはよかったと思う。
許していいことと許していけないことはやっぱりちゃんと線引きすべきだと思う。
改心せよ少年。
しかしながら一番悪いのは少年の父親。