shun

贅沢な骨のshunのレビュー・感想・評価

贅沢な骨(2001年製作の映画)
4.3
つぐみさん目当てで観賞

行定監督はこれで3作目かな、こんなに初期の作品は見たことありませんが彼の監督作品では一番好きかも。

ほぼつぐみさんと麻生久美子、永瀬正敏の三人だけの世界。前半は三角関係かと思ってたけどそうではなく最初からサキコとミヤコの2人プラス新谷さんだったんだなあと思う

ミキサーの中の金魚、屋上の影踏み、ギプスに引っかかる下着、、心に残る映像がたくさん
どの瞬間も美しくて、なんだか忘れたくない映画でした。

永瀬さんがつぐみ、麻生久美子を撮った写真集があるらしい。もう中古でしか手に入らなさそうですが探してみよう

そういえば脇役で光石研、渡邊真紀子がいた。この2人ちょくちょくこの時代の邦画で目にするんだけど2人とも名脇役だといつも思う。お二人とも現在でも活躍されてますよね。
光石研を最初に知ったのは「紀子の食卓」で、実はつぐみさんを知って衝撃を受けたのもこの映画なので直接共演は無くとも同じ映画にいるのがなんだか不思議と嬉しい。どっちも15年以上も前の映画なのに。

「紀子の食卓」「月光の囁き」そして本作、どれもつぐみさんがとてもいい。この女優さんが好きなのはもちろんなのだろうけどこの時代の邦画に惹かれてるっていうのもあるだろうな。
この映画もDVD欲しくなっちゃった…
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