ピナコ

スケアクロウのピナコのレビュー・感想・評価

スケアクロウ(1973年製作の映画)
4.2
今回午前十時の映画祭13での上映を知り再々鑑賞
前回の鑑賞でとても良かった印象にもう一度観たいと劇場へ行ってきました


前回のレビューです‥
前(初回)に観たときよりアル・パチーノの印象が変わった映画
まだ若く笑い顔がいいですね

お互い不器用に生きてきた
なくてはならない相棒となった。

以前観たときは
ただ悲しく切なかったが
今回は
ラストはあのままではなく
2人で洗車屋ができるようになると
信じています。

マックスは8枚以上の厚着でした
繊細を隠すかのように…



再レビューです
ちょっと今回のレビューは頑張ってみました

始まりの殺伐とした風景があの映画を思い出させる
没後30周年なので今私のYouTubeによく流れてくるリヴァー・フェニックスが主演の『マイ・プライベート・アイダホ』
男二人のロード・ムービーの所も似ている

この時代のアル・パチーノもいい役者さんですね
ジーン・ハックマンもいいんですよね
お二人共若かったです笑



記憶と言うものはいい加減なものです
勘違いで記憶している所が沢山ありました
自分の都合の良いようにインプットしていたのでしょうか?
でも良いと言うことだけは間違いではなかった

気が合うというのはちょっとしたきっかけそして時間は掛からない
大切な相棒となっていく
結末がない所は私も含め観た方に投げかけてきます
"往復キップ"が買えたのだから大丈夫
幸せになって欲しい
私もなりたい!
今回観に行って良かったです
やはりいい映画です
しみじみ思いました。

公開当時余り興行的に当たらずの作品だったようです
が、一度は観て欲しいと薦めたいそんな映画


スケアクロウ繋がりで好きなユーミンの曲です

Midnight Scarecrow♪
今 孤独の中の君へ 失くしたくない君へ
用もなく電話かけよう
もし うるさかったら言って明日にしてと切って
でもね 気にしないから

夜の硝子にもたれて 光るデジタル表示が
減ってゆくの見ている ゼロになるまで
君の知らない駅から 君の住む街を通る 
バスが出るよ 最後の 言えない想いを乗せるように

今 自分を探す君を 愛しはじめたことを
なぜか ふと感じてた 強く 強く 君を強く

踊る案山子みたいな 影とたわむれる
見慣れた帰り道 wow wowひとりぼっち

人は何も持たずに生まれ 何も持たずに
去っていくの それでも愛と出会うの
君の荒野を渡って 冬の雲を吹き流す

風になるよ しばらく 受話器をそのままあてていて

今 孤独のなかの君が 失いたくない君が
僕の瞼の裏にいるよ〜♪

いいものはいいんです。
ピナコ

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