洋画好きのえび

エイリアンの洋画好きのえびのレビュー・感想・評価

エイリアン(1979年製作の映画)
3.5
実はちゃんと観るのは初めてでした。ネコが酷い目に合わないか心配で仕方がありませんでしたが、ネコは最後まで怪我ひとつ負うことなく無事でした。良かった!

タイトルの「エイリアン」は本来「余所者」という意味の英単語でしたが、この作品の登場で、日本ではあの頭の長いフォルムの地球外生命体を指す固有名詞になりましたね。古い作品ではありますが、唯一無二のエイリアンの造形と、顔に張り付く、腹を食い破る等々のおぞましいエイリアンの生態が今見ても恐ろしいです。
また、直接的な捕食描写は無い代わりに、センサーの探知画面や走り去る影をちらっと画面の端に映す演出が逆に恐怖を煽ります。SFホラーよりも心霊ホラーの方が好きなのですが、本作はなかなか楽しめました。

ところで、エイリアンって酸素が無くても生きていけるはずですよね…?LV-426惑星は酸素が無い設定でしたし。そうすると、宇宙空間に放出しただけではエイリアンは死なないのでは?という疑問が最後に残ってしまいました。宇宙を彷徨っていたエイリアンが航行中の別の宇宙船に寄生して…みたいな流れにはならないのでしょうかね…?