栁夛一

夏休みのレモネードの栁夛一のレビュー・感想・評価

夏休みのレモネード(2002年製作の映画)
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4,5年ほど前に大学図書館で鑑賞。

【あらすじ】
 70年代中ごろのシカゴ。アイルランド系カトリックの両親のもと、いたずら盛りの8歳児ピートは、いつも学校でシスターから「悪い子は地獄に落ちる」とお説教されています。そんな彼が地獄行きを回避するため夏休み中に何か善いことをしようと思い立ちます。
 異教徒をカトリックに改宗させれば聖人になれて天国に行けると教わったピートは、早速近所のユダヤ教教会堂に出かけました。そこで出会ったラビ(ユダヤ教の宗教指導者)の7歳の息子ダニーが白血病と知り、彼に聖体拝領(パンと葡萄種を食べるアレ)を受けさせ天国に行かせてやろうと考え…

【雑感】
 カトリック系大学の図書館に置いてあるだけあって、内容もそれっぽい。ただ、くどくどと宗教観を語るのではなく、子どもの目線を通して瑞々しさを以て生死について考えさせられるお話でした。
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