Newman

赤毛のNewmanのレビュー・感想・評価

赤毛(1969年製作の映画)
3.8
「肉弾」よりもよっぽど良かった。楽しみました。日本史に出てくる赤報隊という名前と相良総三隊長の名前が出てきてビックリ。観ていて俄然現実感が増しました。きっと明治維新はこんな風に混乱しながら作られていったものなのだろうと実感しました。どっちに付いた方が得なのだろうかと考えながら武士も町民も農民も時代に流されて行った。それでも結果は「葵が菊に変わるだけ」ではなかったのだと思う。薩長が中心の社会だったとしても農民は100年経ってもずっと農民、下級武士は下級武士という時代は少しずつではあっても変わったのだから。
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