「犯罪王リコ」(1930)「悪い種子」(1956)のマーヴィン・ルロイ監督による有名なメロドラマ。前年の「風と共に去りぬ」(1939)のヴィヴィアン・リー主演。原題は「Waterloo Bridge(ウォータルー橋)」。この橋を銀座・数寄屋橋に置き換えた翻案リメイクが「君の名は」(1953)。
第一次世界大戦中のロンドン。空襲警報が鳴り響く中、英軍将校のロイ大尉(ロバート・テイラー)とバレエの踊り子マイラ(ヴィヴィアン・リー)はウォータルー橋でめぐり会い恋に落ちるが。。。
王道のメロドラマ。自分は心が弱いため悪い予感が鋭く、中盤から先は確実に訪れる不幸を観るのが嫌で少々苦痛だった。予感の及ばない演出であればもっと楽しめたと思う。ビリケンさんがアメリカでもお守りにされていることを改めて認識した。24時間で結婚を決めるのはやはり愚かだったと思う。”蛍の光”の曲が何度も使われていた。