ゴン吉

哀愁のゴン吉のレビュー・感想・評価

哀愁(1940年製作の映画)
4.1
ビビアン・リーとロバート・テイラー共演のラブロマンス作品。

1939年にイギリスがドイツに宣戦布告。
ロイ・クローニン大佐はフランスへ赴任するために駅に向かう。
途中、ウォータ-ルー橋に立ち寄る。
そこでドイツ軍の空襲を受け、橋で出会ったバレエダンサーの女性と一緒に地下鉄構内に避難する。
大佐と彼女は直ぐに恋に落ち、翌日再会すると婚約を交わし、さらに翌々日に教会で結婚式を挙げることに。
しかし大佐は急に戦地に赴くことになる。
その後、新聞で大佐の死亡記事を目にした彼女は……  

幸せの絶頂から何度もどん底に叩き落されるヒロインが切なすぎです。
そんな彼女をフォローする親友キティーの存在が見逃せません。
”蛍の光♪”の曲が幾度も効果的に使われています。
バレエダンサー社会やイギリス階級社会の厳格な世界に翻弄されるヒロインを、ビビアン・リーが好演しており、彼女の魅力が詰まった名作です。
「私が愛しているのはあなただけ この先もずっと それが真実よ あなただけ」  

BS TVで鑑賞
ゴン吉

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