だい

哀愁のだいのネタバレレビュー・内容・結末

哀愁(1940年製作の映画)
1.1

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず邦題が酷すぎる!
ウォータールー橋が二人にとっての始まりも、幸福も、不幸も、
その全ての舞台だからこその「Waterloo Bridge」ってタイトルなのに、
これじゃロイが冒頭にウォータールー橋へ行ったほどの思い入れガン無視!!!!

哀しいだけじゃなくて、
哀しみの始まりには幸せもあったわけで、
だからウォータールー橋はロイにとって特別なんだぜ。


他のレビューで、
「何もそこまでしなくても…」って言ってる人がいるけど、

・ロイの実家の周囲の人たちはダンサーでさえも蔑んでいる
・ロイの家族はマイラの「人間性」を評価している

を考えると、バレた瞬間に全てが終わるし、
一度全てを失った身だからこそ、
もうどん底に落ちるプレッシャーに耐える自信がなかったろうなあとは思う。
ただね。


圧倒的にマイラの自業自得すぎて同情しきれない!!!!!!

ルールを破ってデートに行ったまではまだいい。
本当はダメだけど百歩譲ってまだいい。

舞台すっぽかすのはどう考えてもあかんやろ!!!!!!

婚約者が急遽出征?
気持ちはわかるわ。そりゃ見送り行きたいよな。
でもな。

お前プロやろが!!!!!!
金貰ってる以上、まずは仕事を優先しろ!!!!!

先生が厳しい?
ちょっとくらい許せ?

アホかぁぁぁぁ!!!!!!

劇団の評価が落ちて!
公演ができなくなったら!
誰が責任取るんや!!
先生が!!!!バレエ団の!!!!クオリティの責任を背負ってるんやぞ!!!!!!

なんかそういうのも考えずに軽率に行動して、
そんでさほど責任も感じてないとか、
まあそりゃあその後上手くも行きませんわな。

ってのがあるから、
最後までモヤモヤ感しかなく行ってしまった。


あと、
「風と共に去りぬ」に引き続きやっぱりヴィヴィアン・リーが美人には思えないよなあ。
お友達のキティ役のヴァージニア・フィールド嬢のほうがよっぽど美人だと思うんだけど。
じっくり見て思うのは、
たぶん頬と目と眉毛と口が苦手なんだな。ほとんどじゃん。
だい

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