kakuko

侍のkakukoのレビュー・感想・評価

(1965年製作の映画)
3.8
自分の出世のためか、藩のメンツためか、日本の未来のためか、何のために倒すのか、いろいろ渦巻いていてややこしい。
新納がなぜ今の状況に陥ったのかの説明長台詞すごいな、よくこんな難しい言葉をすらすらと。
自分がアホすぎて状況を理解するのに時間かかったな、言葉が難しいし、藩の関係性とか時代背景とか雑魚すぎて心折れかけた。
茶屋に入り浸る新納うざすぎる、はよ帰れや。
お上のお菊さんがついにキレる。
言葉遣いが全て丁寧だな。
栗原の難しい話、全然わからなかったけど、一つわかったことがある、栗原はいい奴だ。
これは嬉しすぎるよな。
その後の栗原殺しの依頼。
井伊直弼を倒して手柄を立てたくはないのか、栗原を殺せないようでは井伊直弼は討てない。
なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ、なぜだ。
血を冷ませ。
新納と栗原が竹刀で少しぶつかっただけでお互いが強者だとわかり、このまま続ければ相打ちになるかも知れないと悟り、お互いに竹刀を下げる、あの間。
不穏分子の内偵を映像を交えて説明してくれるのありがたい。
安政の大獄をわかりやすく説明ありがとうございます、やっぱり頭がいいんだな新納は。
馬鹿者、侍がなくなるぞ。
新納の過去を知ったお菊さんちょっと優しくなる。
父親が誰なのかという引っ張り。
父親が判明した時に部屋の奥に人がいた衝撃。
すぐに情報共有。
首領マジで頭キレる人って雰囲気だすな。
栗原は裏切り者ではなかったという衝撃と悔しさ。
許せん。
決行の日の早朝に襲撃。
見ない顔ぶれを集めて襲撃という狡猾さ。
井伊直弼の手のものかもしれん、首領が送ってきたものかも知れない。
冷たい血が流れているお前ならやりかねん。
水戸の人間以外が手柄を立てたら困るから。
確かに。
新納を消す理由なんていくらでもあるわな。
雪が降りしきるか井伊直弼の乗る駕籠を目指して突撃、倒れていく同志たち。
首を切り落として刀の先に首をつけたまま嬉しそうに立ち去るエンド。
真実は知らない方がいいなこれは。
決戦前の今から始まりますよって感じで刀とか瞳とかパチパチパチパチって画面が切り替わっていくところテンション上がる。
新納が襲撃前に雪を食べて顔に塗ってる様子あって、これはゴールデンカムイであった白息を白くしないためとかなのか、それともただ気合い入れてるだけなのか。
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