さすがに酷すぎる…w
北野武がフェリーニの『81/2』にオマージュを捧げた映画監督が何を作って良いのか分からなくなる映画。
ギャグセンスが寒すぎるのと、序盤の色んな映画を撮っていく実例のシークエンスが長すぎてあまり面白いと思えませんでした。
後半の岸本加世子と鈴木杏が主演する映画のあたりから少しずつ面白くはなります。特に何度も登場する井手らっきょや蝶野が店主のラーメン屋でプロレスが始まるくだりは笑っちゃいました。
それで最後は隕石落下で消滅。なんだかんだ面白い部分もありましたが一番反応に困るタイプの映画です。これと『首』は北野武ワーストです…。