コーカサス

地球の静止する日のコーカサスのレビュー・感想・評価

地球の静止する日(1951年製作の映画)
3.6
ハリー・ベイツ原作の「主人への告別」を、『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』のロバート・ワイズ監督が映像化。

地球の未來を案じ、人類へ核兵器の放棄を迫る異星人クラトゥと巨大ロボットのゴートは、もし要求を受け入れなければ地球上の全エネルギーを停止することを宣言。窮地に立たされた人類は…。

後のSF映画に多大な影響を与える古典的名作は同時に反戦映画でもあり、“本当に怖いのは異星人ではなく、地球人かもしれない”というメッセージを見事に取り入れている。

73 2022