ポケ文太郎

暴風の処女のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

暴風の処女(1933年製作の映画)
3.5
1933年 アメリカ🇺🇸

ヘイズコード導入前、プレコード時代の傑作!と言われている作品

自由奔放な判事の孫娘がボーイフレンドの一人と飲酒運転で事故を起こしてしまい、通りがかった男に助けを求めたら連れて行かれた先はやばい連中のたまり場だった…

原作はウィリアム・フォークナー小説「サンクチュアリ」
かなり過激な内容で中でもレイプ描写は出版時はかなり物議を醸しそうです

そんな話の映画化なので、本作も当時としてはきわどい描写がちらほら
とはいっても流石に激しい暴力やレイプシーンはありません
素晴らしい構図、カメラワークで難しいい場面を上手く見せてくれています
現代人から見れば「上手いこと撮っているなぁ」といった印象

悪い男に手籠めにされて、勝手に愛人呼ばわされて…
この難しい女性の役を演じたミリアム・ホプキンス
彼女の他の作品も見てみたくなりました
ポケ文太郎

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