首吊りメモに「自殺すると思うか、アホ」て書いてあったり、カーチェイスに気を取られた少年がウィンドウにジュースと食べ物ベチャッとやったり、"ツッコミを誘発させるためなら、何でもやります" って感じのギャグが冒頭から多くて疲れる。
グーニーズの面々が揃うと、今度はワーワーやかましいしね。流石にこのクソガキどもを2時間相手するのは厳しい、、と思っていると、都合よく女の子二人がパーティに合流する。ナイスタイミング～。アンディはミニスカート履いてて、さりげなくも明らかにエロ担当すね。「宝探し・地下探険に "白のミニスカ" だと!?!?」ってツッコまれると困るから「途中から何となく合流した人物（本人の意思によるものではない）」という体にしている様子。
地下に降りてから俄然面白くなる。そこらのB級アドベンチャーと一線を画すのはライティングの量と質。光源は一体何⁇と言いたくなるような温かみを帯びた橙色の光が地下空間を包み、少年少女たちを庇護している。エンタメの光だねぇ。
ま、諸々の温度管理がきっちりしているからこそ、どんな危険に遭遇しても観客がドン引きしちゃうくらいの惨事にはならないだろう、、という“安心して観れる映画”の雰囲気も漂っていて、スロースみたいな事件性を孕んだキャラがほぼほぼマスコット寄りに見えちゃうの、むしろ勿体ないよとも。
