昔、レンタルCD💿ショップで借りて聴いた中嶋朋子さんVer.の「草の想い」が強烈に記憶に残っていて、何十年たった今も時々口ずさみます。
で、ようやくその「草の想い」が主題歌の映画「ふたり」を観ました。
中嶋さん以外にも、石田ひかりさん、島崎和歌子さん、大林監督が、この曲を口ずさんでいました。
歌の上手さは、和歌子さん>石田さん>大林監督>中嶋さんって順ですかね。
てか、和歌子さんが歌上手くて美し過ぎて、「弱っちゃうんだ」(和歌子さんのデビュー曲です。今のアノ状態も、ホント弱っちゃうんだ♪)
お話は、昔の日本映画って感じのエキセントリックな演出や展開が目白押しで、中でも顔とれるんちゃうかってぐらいのビンタの強さにかなりビビリました。
久石譲さんの素晴らしい劇伴によって、雰囲気でなんかええお話に格上げされてた感じですが。え、いや、ふたりの姉妹のエピソードや尾道の美しい風景はすごくいいんですけど、やっぱまわりの人たちのエキセントリックな挙動が気になりました。
特に、マラソン大会で最後まで競っていた、あの個性が爆発していた彼女。「草の想い」みたいに、何十年後も思い出しそうです。