【恋愛映画のススメ】
P.S. アイラヴユー (2007)
◆映画のジャンル:
ラブ・ロマンス
◆ロケーション:
・マンハッタン/ ニューヨーク
・アイルランド
◆パートナー (カッコ内は公開時年齢)
♀️: ヒラリー・スワンク (33)
♂️: ジェラルド・バトラー (38)
〈見処〉
①亡くなった夫から届くラブレター。
ベストセラー小説を映像化した佳作
・『P.S. アイラヴユー』は、『あと１センチの恋』原作者である、アイルランド元首相の娘セシリア・アハーンによる同名ベストセラー小説を基にした恋愛映画。
・本作の舞台はニューヨーク、マンハッタン。最愛の夫ジェリーを脳腫瘍で亡くしたホリーはどうしても夫との日々を忘れられない。そんなとき、ホリーの30歳の誕生日に、亡き夫から消印のない手紙が届く。それが夫からのメッセージの始まりで、それからホリーのもとにプレゼントやアドバイスが次々に届けられていく。
・少しずつ元気を取り戻してきたホリーは、手紙に導かれるまま亡き夫と出会った彼の故郷であるアイルランドへ旅立つ。やがて最後の手紙を受け取るとともに、彼女は手紙の届け主の正体を知る…(wikipediaより抜粋)。
・本作は『ボーイズ・ドント・クライ』、(1999)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004)にて2度のアカデミー主演女優に輝く
ヒラリー・スワンクと、『300』(2006)にてスターダムに駆け上がったばかりジェラルド・バトラーが主演。２人のキャリアにおいて最も脂の乗り切った時期の共演作品である。
②結び…本作の見処は？
○: ミスキャストに思えるほど恋愛映画が
似合わなそうなヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラーによるラブ・ストーリーはなかなか新鮮。お涙頂戴ものになっていないところも良い。
○: 中盤に登場するアイルランドの雄大なしぜんや純朴な音楽が際立つ。
○: 脇役陣のキャラクターが印象的。とくにジェフリー・ディーン・モーガンの輝く瞳には『ウォーキング・デッド』のニーガンと同一人物とは思えない。
▲: ジェリーから届く複数の手紙やメッセージによって、未亡人のホリーが活力を取り戻していく…ようには見えず、少々振り回されている感あり。
