こしあん

スーパー!のこしあんのレビュー・感想・評価

スーパー!(2010年製作の映画)
4.3
【コマとコマの間で起きていること】

ここ数日、虚無感に包まれていたところにちょうど、ゲオの宅配レンタルで届いた。この作品をリストに入れていた過去の私、グッジョブ👍
ちょっと元気になったよ😆

けっこうぶっ飛んでるし、だいぶ倫理観ギリギリだけど、レンチで頭かち割りたいヤカラなんて世の中にいっぱいいるもんね🔧
エレン・ペイジ演じるキャラがむちゃくちゃキュートで面白くて、その行動原理に共感しつつ、後半はちょっとやり過ぎてて引いた😅

ケヴィン・ベーコンの存在感はやっぱりスゴい。絶妙な胡散臭さと小物感。

適度にファンタジックで、わりとグロいところも好き。触手とか、脳みそパッカーンとか🤣

でも、世直しって難しいよねぇ……😢
だんだん、エスカレートしてきて、ちょっと笑えなくなってきて、これ、どうするんだろう?と不安でモヤモヤした気持ちになったけど、ラストの落とし所は完璧かと!

じんわり泣いたわ😭

「完璧な瞬間」が少しずつ増えていく人生。それこそが、コマとコマの間で起きている「ただの日常」を愛おしく思うこと、なんだねぇ。

おバカ映画に見えて、わりとしっかり良いメッセージを伝えてくる。
今の私には、沁みました。
こしあん

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