ゴン吉

釣りバカ日誌5のゴン吉のレビュー・感想・評価

釣りバカ日誌5(1992年製作の映画)
3.9
釣りが大好きなサラリーマンを描いたヒューマンコメディドラマ「釣りバカ日誌」シリーズの第5作目。
西田敏行が主演、三國連太郎、石田えり、谷啓らが共演。乙羽信子と神戸浩がゲスト出演。

ハマちゃん(西田敏行)は、釣り仲間のスーさん(三國連太郎)が社長を務める鈴木建設の平社員。
ハマちゃん、みち子さん(石田えり)夫婦に待望の赤ちゃんが生まれ、鯉太郎と名付ける。ハマちゃんの母のたき(乙羽信子)が鯉太郎に会うために宮崎から上京してくる。
そんな折、みち子さんが、鯉太郎をたきに預けて同窓会に出かけるが、タキがギックリ腰となり病院に担ぎ込まれてしまう。
ハマちゃんは世話をする人がいなくなった鯉太郎をやむを得ず会社に連れていくが、ハマちゃんが目を離した際に鯉太郎は居なくなってしまう......    

釣りバカから親バカになったハマちゃんが大騒動を引き起こす。
鯉太郎の教育をめぐってスーさんとも大喧嘩。
普段であれば、地方への左遷は釣りができると大喜びするハマちゃんも、今回は家族と会えなくなり元気がない。
カメのように這いまわる鯉太郎が可愛い一方で、カメを堤防から落とすシーンなどはカメが可哀そうで残念です。
鯉太郎は、作品後半ではすでに一人で立って歩き回って大騒動になるが、這いまわる時期の鯉太郎をもっと見たかった。
終盤ではスッポンがキーになるが、スッポン自体があまり登場しないのも残念。
「ジージー またね 元気でね!」

本作の釣りは、東京湾の船釣りのハゼ、丹後の船釣りの三年後のブリ、東京湾での船釣りのカサゴ。  

2022.11 BSテレ東で鑑賞
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