りょーこ

暗黒への転落のりょーこのレビュー・感想・評価

暗黒への転落(1949年製作の映画)
3.8
1949年モノクロ法廷サスペンス

巧みな話術で畳み掛けて行く展開が面白い!

開始から1時間位は回想シーンなのですが、その後は法廷劇で魅せる魅せる♪

まさかの展開には呆然…
オチのカメラアングルが最高でした!



バーに強盗が入り、犯人は警官を射殺して逃走した。

容疑者として、前科者のニックが捕らえられる。

無実だと言う彼は、6年の付き合いがある弁護士モートンを雇うことに。

モートンは、苦労したニックの過去を語り、陪審員達に訴えかける。

しかし、検察は執拗にニックを攻撃してきて……



皆、犯罪を非難しても責任を取ろうとしない

犯罪を生み出しても無関心な社会に警鐘を鳴らす逸品です!

匿名で誰かを誰でも叩くことが出来る今、まさに必要な台詞だなと感じました。

モートン弁護士役ハンフリー・ボガートの響く低音ボイスが良い(*´ω`*)
好みの声!耳が孕む!!

たまに映る法廷画家のイラストも印象的です☆

回想シーンが長い分、法廷での舌戦が少ないのは残念。

でも、この膨大な台詞量は、これくらいがベストなのかも!

たまたま見つけた掘り出し物、オススメです♪
りょーこ

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