ShinMakita

蘇える金狼のShinMakitaのレビュー・感想・評価

蘇える金狼(1998年製作の映画)
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☆俺基準スコア:1.8
☆Filmarks基準スコア:2.8


幼い頃、空き地に秘密基地を建てて遊んでいた貧しい少年…朝倉哲也と桜井由紀夫は、ある日空き地の工事のおかげで基地を失ってしまう。そこにできた「磯川製薬」研究所建設の看板文字が、2人の脳裏に刻まれた。

20年後、朝倉は「磯川製薬」経理部のサラリーマンとして穏やかな生活を送っていた…が、それは昼だけの仮の姿。夜は桜井とハッカーのルリコと組み、磯川製薬乗っ取りを画策していたのだ。ある時、社の命運を握る秘密プロジェクトが八王子の研究所にあると知った朝倉は、研究所内に侵入し書類を強奪。しかしプロジェクト「人魚の臍」の詳細は、本社のサーバーにアクセスしないと解読不能のようだ。そこで朝倉は、社長秘書の永井京子に接近。アクセスコードを入手しようとするのだが…



「蘇える金狼」


90年代Vシネマで活躍した渡辺武の監督作。真木蔵人主演で、北村一輝と吉瀬美智子(めちゃ若!)が出てきます。ヒロインは元少女隊の安原麗子。

これ、大藪春彦の映像化、あるいは優作さん映画のリメイク、と捉えたらどちらのファンにも総スカンな作品なんですけど、いちVシネマファンとして観たら、そんなに悪くはないかなぁと。プロップガンの出来も素晴らしいし、敵が使うマイクロウージーの排莢カットなんか「おおっ」と思っちゃうし、真木蔵人のスタイル…ハイパワーとベレッタを構える姿勢の美しさに痺れてしまうんだよな。俺、ガンマニアというよりシューティングスタイルフェチなので、もうこのラストの取引シーンだけでお釣りがくる作品でした。昔、二枚組のDVDを持っていたけど、処分したのが悔やまれます。Amazonプライムの画質が悪いのが難だなぁ…
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