犯人です

ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女の犯人ですのレビュー・感想・評価

3.9
【概要】
世界中で大ベストセラーとなった、スティーグ・ラーソン原作の傑作ミステリー3部作を映画化した話題作。スウェーデンのとある孤島を舞台に、40年前の少女失踪(しっそう)事件に絡む謎解きがスリリングに展開する。鼻ピアスと全身タトゥー姿のヒロインに抜てきされたのは、新人のノオミ・ラパス。『歓びを歌にのせて』のベテラン、ミカエル・ニクヴィストが共演し、物語にリアリティーを与えている。カリスマ的で破天荒なヒロインの活躍に拍手喝采(かっさい)!(シネマトゥデイ参照)

【あらすじ】
ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、ある大物実業家の違法行為を暴露し、名誉棄損で有罪になる。そんな彼に目をつけた大企業の前会長が、40年前に失踪(しっそう)した自分の血縁にあたる少女についての調査を彼に依頼する。ミカエルは天才ハッカーでもある調査員リスベット(ノオミ・ラパス)と協力して、未解決事件の真相に迫る。(シネマトゥデイ参照)

『良い点』
・リスベットのキャラクター性が良い

『悪い点』
・描写がハリウッド版よりややマイルド
・事件自体はシンプル

《感想》
スウェーデンのベストセラー小説の映画化作品🎥🎬
小説の方は日本でも一時期書店でも平積みされてたの覚えています。
映画に関しては、スウェーデン版がが日本のロードショーで2夜連続放送していて、子供だった自分は見たかったのですが親に見せてもらえなかったです😭😭
ちなみにハリウッド版は「蜘蛛の巣を払う女」も併せてどちらも見てますが、スウェーデン版は配信がないためDVDを探さないとダメです…

——— 🔹ドラゴンタトゥーの女🔹 ———
特捜部Qシリーズなど北欧サスペンスがドツボの自分にとっては今作品中々面白かったです。
そもそもハリウッド版が個人的に面白かったので、スウェーデン版が面白くないなんて事中々無いと思いますが(笑)
事件自体はシンプルで犯行にナチスや聖書を絡めるお馴染みのパターン。
ですがリスベットのキャラクター性がとてもユニークなため中々楽しめました👍👍

——— 🔹ハリウッド版と比べて🔹 ———
ハリウッド版を見たのが数年前のためあまり覚えてないのですが、スウェーデン版の方が事件の概要が分かりやすい感覚があります。そして、残酷な描写がややマイルドかなとも感じました。
また、役者陣もハリウッド版は容姿端麗なのに対しスウェーデン版はキャラクター性が反映された容姿をしている印象があります👍👍
これは制作費上どうしようもないですが、スウェーデン版は良いテレビドラマ感が出てしまっていた…
ハリウッド版とスウェーデン版どちらも良い点悪い点ありますがどちらも全然楽しめました‼️

——— 🔸最後に 🔸 ———
続編にあたる2.3を見るための下準備として今作品を見たと言っても過言でありません。
(ハリウッド版を見ているので、今作品を見るか迷いました…)
ですが、互いの違いを明確に感じることができたので、そう言った点でも楽しめました‼️
ハリウッド版は興行的に上手くいかず。2.3の制作は中止なったようですが、スウェーデン版なら見れます。
なので、どちらを見たら良いか迷ってる方は取り敢えずスウェーデン版をお勧めします👍