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西部の人のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

西部の人(1958年製作の映画)
3.3
ゲイリー・クーパー主演、ジュリー・ロンドン共演で、アンソニー・マンが監督した西部劇。
原作はウイル・C・ブラウン。
足を洗った元悪党が、悪事を続ける伯父をはじめとした昔の仲間たちと出会い、対決するお話。
原題:Man of the West (1958)

1874年、アリゾナ州東部。
町を代表して小学校教師を雇いにクロスカットから汽車に乗り込みフォートワースに行く途中、リンク(ゲイリー・クーパー)は列車強盗に襲われ、雇うための金や銃の入った鞄を盗られたうえに、いかさま師のサム (アーサー・オコンネル)、歌手のビリー(ジュリー・ロンドン)とともに、西部の荒野にとり残される。
リンクは2人を、とある廃屋につれて行くが、そこには、列車強盗たちがたむろしていて、3人は虜われの身となる。
実はリンクは昔この一味で、首領ドック(リー・J・コッブ)は伯父で、育ての親でもあるが、リンクはまともな生活を求めて、黙って伯父の元から去った男だったのだ。
翌日、一味は銀行の襲撃を計画していて、ドックはリンクを再び悪の道に引きずり込もうとする…。

「教わったのは、殺しと盗みだけ。」

~ドックの手下~
・コーリー (ジャック・ロード):リンクに喧嘩を売る。
・クロード(ジョン・デナー):静かで冷たい男
・トラウト(ロイヤル・ダノ)
・ポンチ( ロバート・ウィルク)


堅気になり奥さんと子どももいる主人公とビリーの今後の関係がちょっと心配になりますね。
なお、ジャズ歌手が本業であるジュリー・ロンドンの歌がなかったのは残念。
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