☆俺基準スコア：1.3
☆Filmarks基準スコア：2.3
希望ヶ丘高校・生徒会は、半年に一度柳生高校の暴走族軍団に襲撃され会費を強奪され続けていた。頭を抱えた新会長の石岡は、妹サトミが口にした「用心棒を雇って徹底抗戦」というアイデアに乗っかり、バイク乗りのお姉さん・冴香に協力を依頼。彼女のツテで個性的なマドンナたちが集結した。校内に乱入してくる柳生軍団を待ち構え、戦いを挑んでいく女用心棒たちだが…
「Vマドンナ大戦争」
学園版「七人の侍」というコンセプトだが、その侍たちがアイドル系女子というのがウリ。しかし村上里佳子や渡辺祐子くらいしかピンとこないし、何より主演の宇沙美ゆかりよりも敵の蜷川有紀のほうが圧倒的存在感。ティーン向けにしては描写が強烈な部分もあるし、かと言ってオトナが楽しめる世界観でもなく、一体誰向けなんだろうかという映画です。
がしかし、何気にカネがかかった夜間撮影は見応えあるし、珍作だけど「七人の侍」フォロワー映画として「REBEL MOON」と併せて観るのも一興かと。クローズや東リベ、ハイローの現代にリメイクしたらどうなるかを妄想するのも楽しかろうな。
