マーくんパパ

インサイダーのマーくんパパのレビュー・感想・評価

インサイダー(1999年製作の映画)
3.8
コレも実話を基にした題材、たばこ産業界の有害事実を公表するか「内部告発とインサイダー規制」の狭間に立って苦悩する男(クロー)とインタビューをニュース放映する事での損害賠償を恐れる上層部圧力と戦う番組プロデューサー(パシーノ)が描かれる。パッケージに健康に有害ですと注意メッセージ記すようになったのはこういうことがあって(本件は1995年OJ・シンプソン事件の頃)以降のことかな。不都合なことを脅迫含めて揉み消そうとする権力側の構図が見えて実際には相当な覚悟と勇気がいる。告発者も理不尽な解雇受けたから復讐心でした側面否定出来ない、あのまま高待遇されてたら多分口をつぐんだままだったような気もする⁈ 正義と不正義分ける人間の業も垣間見える作品でした。