2024/01 CS録画。面白かった！タバコ産業への告発の話ですがタバコについてと言うより、大企業を相手にした告発者と報道関係者に巻き起こる出来事の話。実話ベース。圧力や脅し、弁護士や他社を含めた報道関係者同士のやり取りがスピーディーかつサスペンスフルに描かれ、息つく暇も無かったです。
冒頭、アル・パチーノとラッセル・クロウそれぞれの場面がありますが、そこだけで大まかな情報がズバッと得られる作りに惹き込まれました。途中なんだかハラハラしましたが(人物の左側を空けて撮るシーンが不穏に見えていちいち怖かった)、そういうところも刺激的でした。
お話の面では、アル・パチーノ(60ミニッツのプロデューサー)の終盤の動きが特に興味深かったです。全体としては失うものの多い話のような気はしますが、「ジャーナリズムとは」という話だと考えればこれで良いんだろうな。
158分と少し長めの映画ですが、あっという間に観終わってしまったような感覚でした。あとラッセルクロウの日本語が聞けます。
