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黒蘭の女のdrgnsのネタバレレビュー・内容・結末

黒蘭の女(1938年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

えーここで終わりなんて…
ここからが我儘令嬢の改心の見せ所なのに。ジュリーの性格の悪さに辟易する時間が長かったので、頑張る姿が見たかった

黄熱病のパンデミックの様子は鬼気迫るものがあった。大砲って…隔離された人達はどれくらい助かったんだろう

奴隷制や決闘、北部との対比など時代の流れを感じる場面がいくつもあって興味深かった。
それにしてもいつもお世話して貰っている使用人の目の前で奴隷制に賛成とかよく言えるな…相手を自分と同じ人間だと思ってないのが良くわかる。ドレスの色の件だったり、倒れた知人を助けなかったり、人間の嫌なところがじんわり漂う映画でした
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