ゴン吉

ネバー・セイ・ダイのゴン吉のレビュー・感想・評価

ネバー・セイ・ダイ(2001年製作の映画)
3.9
家族を殺されたアラブの諜報部員の復讐を描いたサスペンスアクション作品。
クリストファー・ランバートが主演、ケリー・フォクスがヒロインを演じ、ビンセント・リーガンらが共演。

ユダヤの外人チームの殺し屋トニー・エクハート(クリストファー・ランバート)は仲間とともに、アラブの諜報部員やその家族を抹殺してきた。
今回もルクセンブルク市内で白昼堂々仲間とともにアラブの暗殺者アマー・カミール(ビンセント・リーガン)を葬ろうとするが、殺したのは替え玉であった。
その後、トニーのチームは解散するが、チームメンバーが次々と消されていく。
そんな中、アマ―はある極秘任務を遂行していることが明らかになる。
果たしてトニーはアマ―の計画を阻止できるのか? 

ジョン・グレン監督は、諜報部員の殺し屋ジェームズ・ボンドが主人公の「007」シリーズでもメガホンを取っており、本作の邦題はジェームズ・ボンドが主役の「ネバーセイ・ネバーアゲイン」をかけているのであろう。
本作は、ユダヤの暗殺チームによって家族を殺されたアラブの暗殺者の哀しい物語。彼は、ユダヤの暗殺チームメンバーを一人また一人と復讐していく。
またアラブの青少年たちがユダヤ人と思われる人に投石するシーンも。
アラブとユダヤの人々が仲良く暮らせる日がくることを切に願うばかりです。
ルクセンブルク、チューリッヒ、テルアビブ、ニューヨーク、モナコ、エルサレムなど世界各地を舞台にストーリーが展開しますが、各都市の名所の映像が少ないのが少し残念。
「乾杯 永遠の 友情に 乾杯!」 

2023.3 地上波テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:藤澤睦実 訳)
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