ゴン吉

ジャンヌ・ダルクのゴン吉のレビュー・感想・評価

ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)
4.0
百年戦争におけるフランスの英雄ジャンヌ・ダルクの半生を描いた歴史ドラマ。

リュック・ベッソンが監督と脚本を務め、ミラ・ジョボビッチがヒロインを演じ、ジョン・マルコビッチ、ダスティン・ホフマン、バンサン・カッセルらが競演。 

フランス・ドレーヌの田舎娘ジャンヌ(ミラ・ジョボビッチ)は13歳の時に神のお告げを聞き、彼女は成長するとシノンの王太子シャルル(ジョン・マルコビッチ)を訪問して軍の司令官を任される。
オルレアンでイギリス軍と戦い勝利を収めるが、自分は神の使いであると思いあがったジャンヌはコンピエーニュで捕らえられてしまう。
イギリスが身代金を払い、イギリス並びにフランス国王のヘンリー6世の名のもとで教会による裁判にかけられる…

ジャンヌ・ダルクは勢いにまかせた無謀な攻撃を繰り返してオルレアンの魔女と恐れられ、裁判でも傲慢な態度を取る。
ミラ・ジョボビッチが”思いあがっていて頑固で身勝手でそして冷酷だった”ジャンヌ・ダルクを好演している。
13歳だった少女が自身におきたことを神のお告げと信じて闘争心をむき出しにして無鉄砲な行動をとる。
CGによらずに大勢の人とセットによる戦闘シーンも見どころです。
果たして彼女は本当に神のお告げを聞いたのか?
「汝の罪を許す 父と子と精霊の御名によりて アーメン」  

2023.5 テレ東で鑑賞(サタシネ・吹替:井場洋子 訳)
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