ともたむ

ノートルダムの鐘のともたむのネタバレレビュー・内容・結末

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

子どもの頃依頼の視聴。強烈に記憶に覚えていた、「ここは聖域だ」と繰り返し叫ぶシーン、そしてエスメラルダとイケメン兵隊の手を握らせるシーンは、号泣した。
ほんとのラストで、パリ市民の子どもがカジの顔を触っているところも
泣いた。純粋な子どもに触れて、やっと人の温かさを感じる、その感情に心が震えた。
大人になってみると、共感力が高まりすぎて、あらゆるシーンで泣けてくる。カジがイケメン王子と言い合ってるところも、初めて対等にモノが言える立場の人に出会えた喜びを感じてしまった。
舞台となった時代も、公開された時代も影響し、令和ではありえない思想ばかり。今公開されたら炎上するんじゃないか?ひどいルッキズムと、歪んだ癖が表されてるし。まじであの判事?はキモかった。
でもそれが時代の事実。むしろ原作より明るく軽く描かれているようだし、ひどい時代があったことも忘るてはならない。後世に残したい一作。
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