そんまま

ノートルダムの鐘のそんままのレビュー・感想・評価

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)
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いや、最後は顔をとるんかいッッ!
いや、急に歌い出すんかいッッ!
いや()

と色々とツッコミどころが鐘以上に鳴り止まない作品でした。
(そもそも鐘もそんなに鳴っていなかったな…?)

ディズニー作品はアメリカの文化と宗教文化が混じりあってるので、日本文化とのギャップにより大体突っ込みたくなるものだよなと再認識。(特にアメリカンジョーク的な笑いのツボが一番汲み取りづらい。)

ディズニーと言ってもファインディングニモとかベイマックスやズートピアぐらいしかちゃんと観てこなかったので、今回はストーリー性の毛色がが異なってギャップをいつも以上に感じたのかもしれません。

というものの、人気なキーアニメーターであるジェームズバクスターのシーンを見たくてこの作品を観たようなもの。
3D技術を用いながらも正確なデッサン力と滑らかな動きは見ものでした。

もし気になった方は是非YouTubeで彼自身のチャンネル(james baxter)があるのでノートルダムのシーンを見て頂きたいです!

日本のアニメの黎明期作品も見てきたけれど、本家ディズニーは日本以上にお金をかけているから作画の乱れは少ないものの、作画が緩いシーンは存在するんだなぁ、やはり手書きはすごいなぁ、大変だなぁと実感。
動きはたまに暴走しているのでは?と感じるものの、丁寧で豊かでした。

とはいいつつも96年なんて日本ではるろうに剣心や名探偵コナンと同時期ですからね。
黎明期はとうに過ぎ、日本のアニメもディズニーもお互いが自己のストーリー性や動きに対して考え方が固まっていて、そういうものも見えてきて面白いです。

作画を中心に観てまいりましたが
改めてjames baxter作画最高!
ストーリーは共感がしにくかったものの、面白い作品でした!