おちゃ

ジャズメンのおちゃのネタバレレビュー・内容・結末

ジャズメン(1983年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ソ連映画強化月間()
【ソ連のジャズ映画】って字面だけでもう面白いじゃん!と思い視聴
ジャンル的にはコメディ...ミュージカル...?

舞台は1920年代、ジャズがブルジョワ的(!)だという理由で排斥されそうな時代にジャズ愛と堅い志を持った元音楽短大生が主人公。
舞台の上で楽しそうにジャズピアノを披露するシーンと思いきや、瞬く間にジャズはブルジョワ的!演奏やめろ!と反対を受けるシーンから始まります。掴みがすごくおもしろい!

サックス奏者がクラシック出で即興が分からない下り本当笑えた。
「ドイツ人が考えたことをロシア人がしようとして困るんだ、なんなんだもう。...もうよくわからんし好き勝手やるぞ」みたいなボヤきがよかった。

ジャズシンガーをもてなそうとどんちゃん騒ぎしてたら無一文になって宿を追い出されてから後の流れが愛おしい、苦難を耐え忍んで努めて陽気に過ごす様子がもうね!泣けるね!

あの4人の互いを尊重して大事に思う気持ち、なんて尊いんでしょうね

ストーリーに大きな起伏がある訳でもないんだけど、個人的にめちゃくちゃ好みなコメディでした
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