HAYATO

メガマインドのHAYATOのレビュー・感想・評価

メガマインド(2010年製作の映画)
3.9
2024年63本目
『ヒックとドラゴン』など数々の名作を世に送り出してきたドリームワークス製作の3DCGアニメーション
日本では劇場未公開でソフト発売もされていないレアもの。
宿敵のヒーローを倒してしまった悪党が正義のために戦うSFコメディ
悪党のメガマインドは、正義の味方でライバルのメトロ・マンを偶然にも倒してしまい、退屈な日々を過ごしていた。そこで、メガマインドは、新たな敵としてタイタンを作り出すが、タイタンは力を正義のために使わずに街を破壊し始める。焦ったメガマインドは、子分と共に人生で初めて正義のために戦うことになる。
監督は、『マダガスカル』シリーズや『ボス・ベイビー』シリーズを手がけたトム・マクグラス。
ウィル・フィレル、ブラッド・ピット、ベン・スティラー、ティナ・フェイ、ジョナ・フィル、J・K・シモンズら錚々たる面々が声優を担当。
メガマインド役にはロバート・ダウニー・Jrがキャスティングされていたが、スケジュールの都合で断念したそう。
山寺宏一さん、東地宏樹さん、甲斐田裕子さん、木村昴さん、津田健次郎さんらが名を連ねる日本語吹替版も豪華。
ドリーム・ワークスのアニメーション作品は日本では冷遇されがちなので、本作もあまり認知度が高くなさそうだけど、ヴィランがヒーローに依存しているという着眼点が面白いのでおすすめ。
迫力あるバトルシーンや切ないドラマシーンなど、王道の要素を踏襲しつつも、予想を裏切る展開を見せ、納得のいく結末に着地してくれる。
“Highway to Hell”や “Mr. Blue Sky”、”Welcome to the Jungle”、”Bad”など、挿入曲のセンスも最高。
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