オチまで知っていたけれど観るのはキツくて、しかしやっとこさ手を出してみました
70年代の強烈な反戦映画
戦争により触覚以外の五感も四肢も奪われた男の夢と現の物語
過去の思い出と優しい看護婦だけが光
第一次世界大戦中。
爆撃により負傷した身元不明兵士407号は、他患者のため研究材料として生かされることに。
手足は切断され、口も目も耳も鼻もない、感覚も感情もない生きる肉塊。
が、彼はきちんと外界を感じていた!
僅かに動く頭部で必死にコミュニケーションを取ろうとするのに、痙攣とされ鎮静剤を打たれていただけなのだ。
そんな彼、ジョーは、薬で朦朧としつつも、優しい看護婦に意思を伝えられるようになるのだが……
S…O…S…
なんて残酷な物語なのだろう。。。
しかし実話が元になってるというし、似たような作品も沢山ありますよね。
キリストと呼ばれるドナルド・サザーランドとか、回想シーンは不思議で懐かしさもある面白い構成☆
夢と記憶がごっちゃになる。
でもそこが唯一好きに動け話せる場。
両親や恋人、勤め先のパン屋、徴兵先の米人娼婦等々。
イイキャラが沢山いたし、ワンコも可愛かった♪
これは読みにくそうだけど原作も読破したい!!