『日本で撮影した香港映画』
豆腐を毎日配達している主人公。峠をいつも通るなかで凄腕のドライビングテクニックを身につけていた。あくる日走り屋から勝負を挑まれて…みたいな映画。
イニシャルDはタイトルと、豆腐を溢さないように毎日運転しているという事実によって、ドライビングテクニックが身についたということくらいしか知らない私にとってなかなか興味深い映画でした。
日本で撮影したのか、エネオスでバイトする主人公。みんな広東語?でしゃべっているのに周りの看板やチラシがみんな日本語。
原作へのリスペクトといい意味での雑さが時代を感じさせて面白い。
シーンの最後にだいたい画面が薄ーくフェードアウトしていくのだが、ちょっとしつこい感じがしてしまうのが残念。
峠のバトルは迫力があり、登場する各車もカッコいい!
主人公と幼馴染との若干の恋愛話は、ふわっと終わってしまったが走りを主にする今作はちょうどいいのかもと思ったり。
失恋を機会に走り屋の世界に突き進んでいく終わり方も硬派な感じで良き。
原作とどう違うのか気になる映画でした。