◆あらすじ◆
フランスのある酒場に集められたお互いに素性を知らない5人の男たちに依頼人の代理人ディアドラからある人物の持つ銀色のケースを奪うよう依頼がなされる。トラブルでメンバーが脱落していくもケースの奪取を実行するが、メンバーの1人であるグレゴールが裏切りケースを持って行方をくらましてしまう。残されたメンバーのサムとビンセントはグレゴールを追う。
◆感想◆
素性の分からない5人の男たちがチームになって中身の分からない銀色のケースを追うストーリーになっており、全ての情報が曖昧なまま観ていくことになり、少しモヤモヤしました。
しかし、サム(ロバート・デ・ニーロ)とビンセント(ジャン・レノ)がストーリーの軸としてしっかり主役を張っているので、ストーリーの曖昧さを2人の演技が十分に補完していたと思います。サムとビンセントの掛け合いだけでも観ていて幸せな気分になりました。
そして、フランスの狭い車道を疾走するカーチェイスはスリリングで見応えがありました。
デ・ニーロとジャン・レノの共演という部分が見どころの全てと言っていい作品であり、結局のところ目的などはあまり分かりませんでしたが普通に最後まで楽しむことができました。
鑑賞日:2024年1月16日
鑑賞方法:Amazon Prime Video