おけい

エンドレス・ラブのおけいのレビュー・感想・評価

エンドレス・ラブ(1981年製作の映画)
3.5
懐かしすぎてつい、観てしまった。

ティーンの初恋、禁じられれば禁じられるほど燃え上がる。そのくらい、いい大人なんだから分かろうぜ?娘の父。まあ、親の気持ちは分からないでもないけどさ。

ってか、娘の父も兄貴も性格悪くね?
彼氏にも愛情を持って家族の一員として受け入れてあげてれば、あんな大事件にはならなかったはず。娘も幸せになれたはず。一度気に食わないと思ったら憎しみが憎しみを生む負の連鎖。

難しい問題だけど、子供は自分の所有物じゃないからさ。子供の選んだ人は喜んで家族として受け入れたい。あたしはね。

性格の悪い意地悪な兄役をなんと、超イケメンのジェームズスペイダーが演じてます。トムクルーズのデビュー作でもありますが、ちょい役です。ちょい役なんだけど、絶妙にことの顛末に影響を与えてしまってるとこが重要っちゃー重要。

それにしても、ブルックシールズがまあ、美しいこと。

ブルックシールズが可愛かったことしか覚えてないという、相変わらず恨めしい我が脳みそですが、やはり時代とともに見る角度が変わるのが映画の面白いところ。

2人の恋愛に割と理解を示していた、娘の母親(シャーリーナイト)と青年の父親(リチャードカイリー)の演技が非常に味わい深かった。しかも2人とも若い2人の純粋な愛を目の当たりにして、自分たちの生き方を変えるんです。

凄いことよね。
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