カトキチ

炎の大捜査線のカトキチのレビュー・感想・評価

炎の大捜査線(1991年製作の映画)
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恋人が重症なのに金払わないと助けない医者とか、刑務所内で仇討ちしてもOKとか、そもそも死刑囚を使って暗殺企てるなど、中国がそういう国なのか単に映画的なご都合主義なのかわからないが、ジミー・ウォング的な忖度キャスティング&強引な見せ場作りも含め、『暴力脱獄』をえいや!でやってしまう潔さが楽しい。複雑な人間関係や妙な伏線回収、無理目などんでん返しも含めて、ジミー・ウォングが絡んだ映画はひとつのフォーマットがあり、歪さも含めてクセになるサムシングエルスがある。ちなみに映画内でジャッキーとある男を手打ちさせるシーンがあるが、これはジャッキーとジミーさんの間に起きた手打ちの再現か?(詳しくはWikipediaで)
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