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灰色の服を着た男のhepcatのレビュー・感想・評価

灰色の服を着た男(1956年製作の映画)
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素晴らしい最後の5分に人生で1番大切な事がが詰まってた
正直この映画長くて2時間半のうち2時間は戦争を経験した、なんてことないアメリカ男の半生を切り取っただけだから、かなり退屈だと思う
2時間はあくまで、プロローグみたいな物で残りの30分で人間の深い心理を見つめ直させてくれた

グレゴリーペックの社長はかなりの人格者だけど、若い時に人を愛することなく仕事人間として生きてきたから、この歳になって、人を愛そうとしても、なかなかうまくいかない… 儚い…

俺はこうSFとかも悪くないけど、人の心理の深いところを描いた映画がすきだからこういう、なんてことない映画も好きだ

あまり映画を観ない人にはオススメできないが、普段から映画を愛している人にはオススメしたい!
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